『グレートホームレスやすなり』(GHY) あらすじ

ホームレスとして生きてきた主人公「やすなり」が魔界へ渡り、流れ者たちの町グルームヘイブンを仲間と発展させながら、魔王の陰謀に立ち向かうオープンワールドRPG。
物語は序章と全27章で構成されています。ここでは物語の中盤前半(第11章)までのあらすじを紹介します。

序章

食料探しにトンネルへ向かったやすなりは、ヤクザを返り討ちにし、奇妙な存在・巨露茶ンと共に魔界へ迷い込む。
魔王の塔で遭遇した妖怪「剛鬼」に敗れ、巨露茶ンを失ったやすなり。瘴気が流れ込み荒れ果てた人間界にも居場所はなく、謎の存在「ファントム」によって魔界の遠く離れた地へ転送される。
辿り着いた町グルームヘイブンで妖怪ロヅナァを撃退したやすなりは、警備役のレモラ、研究者のレーヅと出会い、この町で生きていくことになる。


序盤 町づくりの始動(第1〜4章)

第1章 キングブラクの森の探索とレーヅの過去

レーヅの提案で、やすなり・レモラ・レーヅの3人は町の隣にあるキングブラクの森へ物資調達に向かう。
森の奥で瘴気により変異した薬草「シャドウブルーム」の群生地を見つけるが、中級妖怪キングブラクが襲いかかる。
帰り道、レーヅは王都ユインフェザニーで人造生命体「オニ」を研究し、その暴走で研究所を壊滅させた過去を打ち明ける。
レーヅ「逃げたんじゃない。償いのために、自分の知識を役立てる場所を探していたんだ」
持ち帰った薬草から新薬が生まれるが、住民にとってやすなりは、まだ「あの新入り」にすぎない。

第2章 礎の時代

持ち帰った薬草や食料にも、住民たちの反応は冷ややか。やすなりとレモラは建物の修復や食料の分配を始め、町に近づいた妖怪から住民を守る。
小さな積み重ねが、無気力だった住民の中に「自分たちも協力しなければ」という意識の芽を生む。しかし町を動かすには、人手も知恵も足りなかった。

第3章 どうしようもない町

無気力な住民、空回りするレーヅ、無秩序なままの町。町をまとめられる人材を求め、一行はボロいイカダで大陸へ渡る。
アストリア近郊の難民キャンプで出会ったのは、壊滅寸前のキャンプで難民たちをまとめる少女・ユシル。レーヅは彼女に、グルームヘイブンの統治者になってほしいと持ちかける。

第4章 アーキテクトとの出会い

荒廃した町の現状に圧倒されながらも、ユシルは防衛と本部設置を並行して進める方針を打ち出す。
本当に必要な専門人材を探す中で、一行はかつて名を馳せた建築家バルドンと出会う。絶望の淵にいた彼は、ユシルの言葉に動かされ、町づくりへの参加を決意する。
使われていなかった古い建物を修復した本部が完成し、町に最低限の統治機能が生まれる。


中盤前半 経済の確立(第5〜11章)

第5章 船の改修と港の整備

島と大陸を行き来する手段は、イカダしかない。やすなりが思い出したのは、町の外れで座礁船を眺めていた海賊風の男・ティモールだった。
過去を掘り返されることを嫌い、協力を拒むティモール。しかし後日、座礁船の前を通りかかったやすなりに、彼は自ら「・・・貸してやるぜ」と告げる。
改修された交易船は、港町ラディエールへの初航海に成功。活気あふれる商業都市の姿は、何も持たない吹き溜まりの町との差を一同に突きつける。

第6章 新たな芽吹き

売るものも、食料もない。ユシルは食糧の自給を目指し、農業の導入を住民に呼びかける。
ラディエールで放浪していた農夫クレイヴを迎え、短期間で育つ魔界の作物「ヴァリッシュ・ポッド」の栽培に挑戦。
味は淡白でも、自分たちの手で育てた初めての収穫が、町に連帯感をもたらす。

第7章 働いて稼ぐ未来 汗と希望の代価

周辺を探しても、売れる資源は見つからない。ユシルが出した答えは「住民の労働力を売る」ことだった。
ラディエールに事務所を構え、港の倉庫作業や物資の運搬を請け負う。住民たちは「労働力」として値段をつけられ、社会の中で役割を与えられていく。
その光景を、やすなりは何も言わずに見つめていた。

第8章 グルームヘイブンの再建計画

稼いだ資金で住居や井戸、農地を整備し、働きに応じた報酬制度も導入される。住民による自警活動も始まり、町は少しずつ活気づいていく。
町を歩けば名前を呼ばれ、仕事を任され、挨拶を交わす。いないものとして扱われることに慣れていたやすなりは、その変化にまだ戸惑っている。

第9章 苦渋の選択

再び訪れたアストリアの難民キャンプは、疫病と人狩りで壊滅寸前だった。
医師レイナと元王国軍将校アルドが仲間に加わるが、町には全員を受け入れる力がない。一行が下したのは、難民をいったん奴隷商に売り、町が豊かになった時に必ず全員を買い戻すという苦渋の決断だった。

第10章 奴隷解放とさらなる発展への道

買い戻しには莫大な資金が必要になる。島の南部に新たな船継場を築いてエルマント村方面への航路を開き、鉄鉱石を仕入れて加工するという新たな産業が動き出す。
そして、アルドを隊長として、町を守る「ブライトシールド隊」が結成される。
アルド「武器を持つことは戦うためだけじゃない。守るためだ」

第11章 鉄と策謀の狭間で

良質な鉄鉱脈が眠るエルマント村周辺は、ヴェルデン部族とカルディナ自治区が争う紛争地帯だった。
その裏では、密輸組織サンドスネーク商会が双方に武器を流し、鉄鉱石を安く買い占めていた。
ユシル「あの女以上に狡猾に動く必要がありますわ」
商会との対立が本格化する中、思わぬ事実が判明する。ラディエールを治めるヴァインヘルム砦の関係者が、グルームヘイブンについて調べているらしい。


その先の物語(第12〜27章)

ここから先の詳しいあらすじは、ネタバレを避けるため伏せています。

フェーズ1 経済発展と外部摩擦(第12〜14章)

鉄の商売が軌道に乗り、町が豊かになるほど、周囲との摩擦もまた大きくなっていく。

  • 第12章 揺れる礎
  • 第13章 忘れられない傷
  • 第14章 蛇の契約

フェーズ2 独立闘争(第15〜19章)

吹き溜まりと呼ばれた町は、自らの足で立つための戦いへ踏み出す。

  • 第15章 抗う者たち
  • 第16章 決別と決意
  • 第17章 戦火の幕開け
  • 第18章 守るべきもの
  • 第19章 混沌の渦

フェーズ3 ベルゼブブの脅威(第20〜23章)

塔にこもり、人の世に手を出さないはずだった魔王が動き出す。やすなりの中に眠る力の正体とは。

  • 第20章 灰の中の夜明け
  • 第21章 鍵と檻
  • 第22章 ひとり
  • 第23章 腐敗の門前

フェーズ4 最終決戦(第24〜26章)

  • 第24章 置いてきたもの
  • 第25章 最後の一片
  • 第26章 俺はここにいる

エンディング

  • 第27章 歩いていく、ここから

» シナリオのページに戻る